こんにちは。

皆さんが今年花見が出来ましたか。

横浜は先週が満開で、近くにある公園ですでに薄ピンクのじゅうたんができ、桜の木がみどりへと着替え始めています。

やっぱり、毎年桜に心が奪われます．．．

でも、上ばかり見ないでください！この時期、足元にも謙虚で地味に大切な植物がたくさん咲いています。

今日はその一つをご紹介したいと思います。

朝犬を散歩中に真っ先にやっぱり木々を眺めますが、少しずつ目線を下へ向いていたら、ナズナが咲いているのを発見しました。

ナズナって知っていますか。ハンガリー語でPasztortaskaです。直訳ですと「羊飼いのカバン」ですが、その名はおそらく三角形の実が羊飼いが持っていたカバンの形に似ていることに由来されているそうです。ちなみに、英語でも同じくSheperd‘s purseと言います。

ナズナは日本でも昔から知られている食用・薬用の植物です。春の七草の一つとして日本人誰でも知っているでしょう。

ハンガリーでは七草を食べる習慣はありませんが、昔から民間薬として使われています。ナズナにコリン、アセチルコリン酒石酸などのアミノ酸、フラボノイドなどが含まれ、止血、生理不調、利尿、炎症、むくみに効くとされています。アセチルコリンやコリンは副交感神経に対する刺激作用があると言われ、血圧降下の作用もあると言われています。

ジョージティーのブレンドティーでもナズナがよく使われています。日本でもご紹介しているセイヨウノコギリソウのブレンド（No.32）とサンザシのブレンド（No.37）にナズナもブレンドされています。

気になった方はぜひHPにもご確認ください。

https://hungary.thebase.in/